利用された剤型~ 漢方専門薬局の実際 ~
利用された漢方薬の剤型です。
ここでは、平成14年から16年の3年間に来局した方に渡した漢方薬の剤型を調べました。
ただし、1回にお渡しする薬の量は、1週間分とか1ヶ月分とか、その時々によってまちまちなので、使われた薬の量までは分かりません。
それでも、どんな剤型の漢方薬が利用されているか、おおまかな傾向は分かると思います。
図の中で、最も大きな割合を占めているのが煎剤です。
手間がかかるのに煎剤がよく利用されているのは、治りにくい病気の相談が多いこともありますが、やはりよく効くからでしょう。
なお、「医療用漢方製剤」とは、医師の処方箋に基づいて調剤する顆粒剤のことです。
「顆粒剤」は、医療用ではない顆粒剤を示しています。