アトピー性皮膚炎や慢性じんましん
品質の良し悪しが効果に大きな違いをもたらす 最近は、アトピー性皮膚炎や慢性じんましんなど、治りにくい皮膚病の相談が増えています。 特にこれからの時季は気温が高く、患部に熱がある人や、汗により症状が悪化しやすい人にとっては・・・
梅雨で気になる「気象病」と中湿
水の不調・中湿の症状を改善する代表的な漢方薬 沖縄は早々に梅雨入りし、岡山もじめじめとした、湿気が気になる日が増えてきました。 湿気が多い時期には、めまい、関節痛、倦怠(けんたい)感、胃腸の不調などのさまざまな症状に悩ま・・・
感染症にも対応してきた漢方薬
症状や体質の微妙な違いで適する漢方薬は異なる 新型コロナウイルスにより大変な事態になっていますが、人類には伝染病と戦い続けてきた長い歴史があります。 1928年に発見された抗生物質であるペニシリンによって、感染症と抗生物・・・
「長く飲まないと効果が出ない」という誤解
飲み始めてから効果が現れるまでの期間の目安 「漢方薬は長く飲まないと効果が出ない」と誤解されていることが少なくありません。 実際には、一般的に考えられているより、はるかに早く効果を発揮する場合も多いのですが、なぜこのよう・・・
現代の科学で解明されていない効果
大切なのは理屈でなく目の前で起きていること 「漢方薬は病気の原因のどこを治すの?」「この薬は、どのように作用して病気が治るの?」など、漢方薬の効果の根拠を尋ねるような質問に対して、困ってしまうことが少なくありません。 漢・・・
副作用と誤解されやすい誤治と瞑眩
悩んでいる状態に「適〝剤〟適所」で使えば心配なし 昔から「西洋医学の薬は副作用が不安なので漢方薬を試したい」という人は多いものです。 漢方薬も医薬品である以上、副作用の可能性がないとは言えません。 しかし、漢方薬の副作用・・・
「風邪には葛根湯」という誤解
漢方薬は体質や症状を踏まえてこそ本領発揮 「風邪で葛根湯(かっこんとう)を服用したが良くならなくて…」と来局される人が少なくありません。 葛根湯は、古典に「太陽病、項背強ばること几几(き)、汗無く悪風(おふう)するは葛根・・・
〝漢方の本場は中国〟という誤解
〝誤解だらけの情報〟が氾濫、その流れを残して現在に 寿元堂薬局はリビング新聞で34年にわたり、漢方について連載してきました。このほど“さりお”創刊にあたって「ここが知りたい漢方」も初心に戻り、連載を続けたいと思います。 ・・・