感染症にも対応してきた漢方薬
症状や体質の微妙な違いで適する漢方薬は異なる 新型コロナウイルスにより大変な事態になっていますが、人類には伝染病と戦い続けてきた長い歴史があります。 1928年に発見された抗生物質であるペニシリンによって、感染症と抗生物・・・
症状や体質の微妙な違いで適する漢方薬は異なる 新型コロナウイルスにより大変な事態になっていますが、人類には伝染病と戦い続けてきた長い歴史があります。 1928年に発見された抗生物質であるペニシリンによって、感染症と抗生物・・・
3月から4月にかけて、白い花を咲かせるコブシ。 北海道から九州に広く自生する落葉高木で、その名は果実のかたちが拳(こぶし)に似ていることに由来しているそうです。 このコブシの開花直前の花の蕾(つぼみ)は辛夷(しんい)と呼・・・
悩んでいる状態に「適〝剤〟適所」で使えば心配なし 昔から「西洋医学の薬は副作用が不安なので漢方薬を試したい」という人は多いものです。 漢方薬も医薬品である以上、副作用の可能性がないとは言えません。 しかし、漢方薬の副作用・・・
漢方薬は体質や症状を踏まえてこそ本領発揮 「風邪で葛根湯(かっこんとう)を服用したが良くならなくて…」と来局される人が少なくありません。 葛根湯は、古典に「太陽病、項背強ばること几几(き)、汗無く悪風(おふう)するは葛根・・・
師走とも呼ばれる忙しい12月もすぐそこです。寒さが本格的になるこれからの時季、風邪をこじらせて寝込んでしまうことは避けたいものです。 さて、風邪にもさまざまなタイプがあります。症状によって適する漢方薬が異なりますので、風・・・
Q 私は漢方薬を飲みますが、主人は「漢方薬の効果は証明されていない」といって飲みません。漢方薬には西洋薬のようなエビデンスがないのですか。 (53歳、女性) A 最近の医学ではエビデンス(根拠)が重要といわれています。医・・・
Q 風邪を引いた時は葛根湯(かっこんとう)を飲んでいます。しかし、風邪の引き初めに葛根湯を飲んでも治らない、とテレビで放送されていましたが本当でしょうか。私の友人も「気になる」と関心を寄せています。 (34歳、女性) 葛・・・
Q 子宮筋腫があり、知人に勧められて桂枝茯苓丸(けいしぶくりょうがん)の顆粒(かりゅう)剤を飲んでいます。桂枝茯苓丸は、顆粒剤や錠剤よりも丸剤がよく効くということを聞きましたが、どうでしょうか。 (43歳、女性) 品質が・・・
最近、漢方薬は随分と普及しています。 ところが、日本の伝統医学である漢方薬本来の使い方をされていることは、残念ながらいまだに少ないものです。 漢方薬は「風邪には葛根湯(かっこんとう)」というように、病名で選ぶものではあり・・・
漢方専門の寿元堂薬局がお送りする新コラム「ここが知りたい漢方」は、私たちの健康維持に深くかかわる〝漢方〞をさまざまなテーマで解説します。 漢方薬ではないものを漢方薬だと誤解している人は多いものです。 漢方薬は、基本的に複・・・