ぎっくり腰に漢方薬が重宝!?
人生で初めて「ぎっくり腰」を経験しました。昨年12月、急に寒さが増してきたころでした。 ぎっくり腰は急性腰痛症の一つとされており、激しい痛みからヨーロッパでは「魔女の一撃」といわれるほど。 「月=にくづき」に「要=かなめ・・・
人生で初めて「ぎっくり腰」を経験しました。昨年12月、急に寒さが増してきたころでした。 ぎっくり腰は急性腰痛症の一つとされており、激しい痛みからヨーロッパでは「魔女の一撃」といわれるほど。 「月=にくづき」に「要=かなめ・・・
今年も残すところあと数日、大掃除を済ませ、迎春の準備も終えた人は多いことでしょう。 以前は冬でも半袖・半ズボンで走り回る子どもを見掛けることがありましたが、いつの間にか見なくなりました。最近は小さな子どもにも冷え症が増え・・・
漢方は日本の伝統医学です。5世紀ごろから日本に伝わってきた中国の伝統医学が、日本人の体質や気候風土に適するように日本独自に変革した医学が漢方です。そのため、現代の中国の医学である中医学は、漢方とは別の考え方の医学です。 ・・・
今年も残り1カ月余り。これからのシーズン、忘年会などが増え、つい暴飲暴食をしてしまう人もいるでしょう。 漢方薬に食べ過ぎ・飲み過ぎによる胃の不調を改善するものは多くあります。 その中に食欲不振、腹部膨満感、食後に腹が鳴り・・・
漢方薬の原料である生薬(しょうやく)には、植物・動物・鉱物などが用いられます。 植物由来のものが圧倒的に多く、葉・茎・根など薬用部位はそれぞれで、果実を用いるものもあります。その中から今回は、棗(なつめ)を紹介します。 ・・・
肌寒くなり自然と汗はかかなくなります。 しかし、通常汗をかかないような状況なのに汗をかいたり、暑いときでも人一倍流れるように汗をかく、いわゆる「多汗症」の人は年間を通して気を使うことでしょう。 多汗症には、神経質で精神的・・・
秋も深まってきた今日このごろ。秋の代表的な果物といえば柿ですが、柿の蒂(へた)は漢方薬の原料である生薬(しょうやく)として用いられていることをご存じでしょうか。 柿の蒂は柿蒂(してい)と呼ばれ、果実が成熟した時期のものを・・・
春の七草は、1月7日に七草粥を食べる風習としてよく知られていますが、秋にも七草があることは意外と知られていないようです。 秋の七草は万葉集に収められている山上憶良(やまのうえのおくら)の2首で1組となる歌が始まりです。 ・・・
医薬品として、物忘れに対する効能を取得した「遠志(おんじ)」という生薬(しょうやく)が、最近注目を浴びています。 遠志は、ヒメハギ科のイトヒメハギの根を薬用部位として用います。精神を安定させる作用に加え、強力ではないもの・・・
夏を知らせてくれるセミの鳴き声が日に日に大きくなっています。 先日、イオンモール倉敷で小学生を対象に、自由研究をテーマにしたワークショップを開催し、漢方薬の原料である生薬(しょうやく)の図鑑を作成してもらいました。 セミ・・・