事故の後遺症に漢方薬は効きますか
Q 4年ほど前、オートバイで転倒して体を強く打ちました。今でも気分が優れないことが多く、雨の降る前には体の痛みが増します。何かよい漢方薬がありますか。 (64歳・男性) A 外傷は整形外科でレントゲンやCT検査など、画像・・・
Q 4年ほど前、オートバイで転倒して体を強く打ちました。今でも気分が優れないことが多く、雨の降る前には体の痛みが増します。何かよい漢方薬がありますか。 (64歳・男性) A 外傷は整形外科でレントゲンやCT検査など、画像・・・
「漢方薬は温かくして飲んだ方がいい」と耳にすることもあるでしょう。今回は漢方薬を服用するときの温度について少し述べてみましょう。 古典に載る漢方薬は、ほとんどが煎じ薬です。そして、服用する温度が指示されている処方がたくさ・・・
西洋医学の薬は、食事の30分後に服用することが多いのに対し、漢方薬は食事30分前または食間(食後2時間)が一般的です。 これは漢方薬が胃の負担になりにくく、空腹時の方が吸収されやすいためとされています。 では、昔から漢方・・・
Q 最近仕事が忙しく、ドリンクの強壮剤などを飲んでも疲れが取れません。「漢方薬を飲むと元気になる」と聞きましたが、よい漢方薬があるでしょうか。 (67歳・男性) A 漢方には元気を補う薬がたくさんあります。内容もさまざま・・・
本格的な春の訪れとともに、ようやく過ごしやすい季節になってきました。その一方で、花粉症に悩まされる方には、つらい時季でもあります。 花粉症はアレルギー性疾患の一種。「スギ花粉症を含むアレルギー性鼻炎は、国民の40%以上が・・・
「立てば芍薬(しゃくやく)、座れば牡丹(ぼたん)、歩く姿は百合(ゆり)の花」ということわざがあります。 芍薬は、すらりと伸びた茎の先端に美しい花を咲かせるため、立ち姿。牡丹は横向きの枝に花をつけるため、座った姿。ややうつ・・・
Q このコーナーには漢方の古典の話がときどき出てきます。医学は日進月歩といいますが、古い時代の漢方の資料にはどのような意味があるのでしょうか。 (38歳・男性) A 漢方で古典を重視するのは、漢方が経験に基づく医学だから・・・
最近、長引く咳(せき)に悩まされている方が増えてきているようです。寿元堂にも、風邪をきっかけに、咳だけが残って治らないという方が数年前から増えています。 咳は、「肺」が関与していると漢方では考えられています。漢方でいう肺・・・
妊娠中の養生薬として有名な当帰散(とうきさん)について、江戸時代の医師である有持桂里(ありもち・けいり)先生は「当帰散は胎児を安定させる効果がある。妊娠中に常服すると、お産に安排(あんばい)が良い」と記しています。また、・・・
Q 結婚して5年目。不妊治療に通っていますが、なかなか妊娠しません。病院の検査では問題がないといわれています。漢方薬を試してみたいのですが、何を飲めばよいでしょうか。 (36歳・女性) A 思い起こせばもう40年近く前の・・・