冷え症が多いわけ
1957年に東京大学の教授によって調査された日本人の平均体温は、36、89度でした。その後、2008年にある民間企業で行われた調査によると、成人した日本人の平熱は36、14度だといいます。寿元堂に相談に来られる方でも、平・・・
1957年に東京大学の教授によって調査された日本人の平均体温は、36、89度でした。その後、2008年にある民間企業で行われた調査によると、成人した日本人の平熱は36、14度だといいます。寿元堂に相談に来られる方でも、平・・・
Q 冬になると風邪を引いているわけでもないのに体調が悪くなります。新聞などで冬バテという言葉を目にしましたが、それでしょうか。 (49歳・女性) A 年末のこの時期は、仕事の忙しさに加えて忘年会やクリスマス、大掃除などで・・・
漢方の処方名は、漢字ばかりで難しい、とっつきにくいというイメージがあるのではないでしょうか。 漢方薬の中でも、処方名からその作用が想像できる処方があります。いくつか紹介しましょう。 温胆湯(うんたんとう)処方名に胆(きも・・・
「美容と漢方が関係あるの?」と不思議に思われるかもしれませんが、美容と健康は切っても切れない関係。漢方薬で体調を整えていけば、自然に美しさが増していくものです。 昔から「肌は内臓の鏡」といわれてきました。五臓の調子が、肌・・・
Q 私は生理が不順だったり、ときどき不正出血があったりします。知人から「漢方は女性の病気に効果を発揮する」と聞きました。本当ですか。 (31歳・女性) A 本当です。女性の病気に対して漢方は力を発揮することが多いのです。・・・
4月18日号に引き続き、動物由来の生薬(しょうやく)を紹介します。 牡蠣(ぼれい)漢方ではカキの身ではなく、貝殻を使います。竜骨と組み合わせて、柴胡加竜骨牡蠣湯(さいこかりゅうこつぼれいとう)、桂枝加竜骨牡蠣湯(けいしか・・・
Q 健康診断で子宮筋腫(きんしゅ)が見つかり、月経痛がひどいこともあって手術を勧められました。漢方薬で小さくなりますか。 (38歳・女性) 筋腫の消失・縮小の例が少なくありません A 子宮筋腫は、日本人女性にとても多く見・・・
江戸時代は漢方が治療の中心だった時代。病気には、まず漢方でした。 現代では、ほとんどすべての人が、西洋医学のお世話になります。その段階で治りやすい人が、漢方薬を飲むことはまずありません。長期間、西洋医学の治療を受けても治・・・
Aという漢方薬とBという漢方薬を同時に飲むと、Cという全く別の漢方薬になります。カレーとうどんという別々の料理を合わせて、カレーうどんという新たな料理になるようなものです。 注意したいのは、方向性ががらっと変わり、もとの・・・
皆さんは「漢方薬は長く飲まないと効果が出ない」と思っていませんか。 しかし漢方は、一般的に考えられているより、はるかに早く効果を発揮する場合が多いのです。 今、漢方の効果が最も必要とされている病気、つまり西洋医学では治り・・・