梅雨時季にも気を付けたい膀胱炎
膀胱炎を繰り返す場合や、抗生物質で治りにくくなった場合は、漢方薬を試してみては 今は、今年は例年よりもかなり早い梅雨入りで、戸惑っている人は多いでしょう。まだまだ寒暖差が大きく、雨の後に気温が下がると一段と冷え込みがこた・・・
紫蘇の名前の由来と漢方での使い方
今、わが家のベランダのプランターには、昨年種を落とした紫蘇(しそ)が次から次へと芽を出し、日ごとに成長しています。 紫蘇はペルリアルデヒドという成分を含んでいます。抗菌作用があり、魚毒を中和し、食中毒の予防効果があること・・・
漢方復興の歴史
明治時代に一度衰退してしまった漢方 今は、大量の漢方薬が利用されています。 しかし、昔は日本の医療を担っていた漢方が、一度衰退してしまった時代があったことは忘れられています。 明治時代に、初めて制定された医師の国家資格が・・・
小さいけど侮れない山椒の効用
桜も散って新緑がきれいな季節になりました。山椒の新芽である木の芽も4月から5月に旬を迎えます。 山椒は花や果実も料理のアクセントに使用されている身近なものですが、漢方薬の原料としても用いられます。 漢方では、成熟した果実・・・
日本古来の漢方を継承する柴田良治先生
先人たちが残してきた古典からの学びを大切にしな がら、その時代に合った工夫をしてさらに発展させる 現在の日本で問題となっている後継者不足ですが、漢方の世界も例外ではありません。 漢方薬の原料となる生薬(しょうやく)の生産・・・
生薬としても使われるタンポポ
「一月往ぬる二月逃げる三月去る」というように、今年もあっという間に3月の中旬です。気候も春らしくなり、花を見たり触れたりする機会も多くなるでしょう。 さまざまな種類の花がある中でも、道端によく咲いているタンポポは春の花の・・・
ヨモギの効用
止血・止痛作用があるヨモギの葉 不正出血や妊娠 時の出血のときに使う漢方薬に含まれています 3月になると、ヨモギの新芽が出てきます。ヨモギはキク科の多年草で、日本各地に自生しています。 ヨモギは新芽を草餅(もち)や草団子・・・
身近な植物・レンギョウの薬効
まだまだ寒い日もありますが、早咲きの梅などは開花しているものもあり、春が近づいているのが分かります。 寒さが残る3月頃から花を咲かせ始めるのがレンギョウです。レンギョウはモクセイ科の落葉小低木で、葉が出る前、または葉と同・・・
花粉症と漢方
即効性を期待できることばかりではないが、継続することで改善の傾向 寒い日が続きますが、花粉症で悩む人にとってはそろそろ憂鬱(ゆううつ)な時季でしょう。2月上旬頃から花粉が飛んでいる気配を感じる人も少なくないようです。 花・・・
咳が出るときの漢方薬は?
この冬は1日の中で温度差が大きい日が多く、風邪の後に咳が長引いたり、喘息(ぜんそく)のような症状で悩んだりする人が多くいます。 2〜4週間ほど咳が治まらない場合は、咳喘息ということも。喘息の特徴であるヒューヒューといった・・・