日本古来の漢方を継承する柴田良治先生
先人たちが残してきた古典からの学びを大切にしな がら、その時代に合った工夫をしてさらに発展させる 現在の日本で問題となっている後継者不足ですが、漢方の世界も例外ではありません。 漢方薬の原料となる生薬(しょうやく)の生産・・・
先人たちが残してきた古典からの学びを大切にしな がら、その時代に合った工夫をしてさらに発展させる 現在の日本で問題となっている後継者不足ですが、漢方の世界も例外ではありません。 漢方薬の原料となる生薬(しょうやく)の生産・・・
「一月往ぬる二月逃げる三月去る」というように、今年もあっという間に3月の中旬です。気候も春らしくなり、花を見たり触れたりする機会も多くなるでしょう。 さまざまな種類の花がある中でも、道端によく咲いているタンポポは春の花の・・・
止血・止痛作用があるヨモギの葉 不正出血や妊娠 時の出血のときに使う漢方薬に含まれています 3月になると、ヨモギの新芽が出てきます。ヨモギはキク科の多年草で、日本各地に自生しています。 ヨモギは新芽を草餅(もち)や草団子・・・
まだまだ寒い日もありますが、早咲きの梅などは開花しているものもあり、春が近づいているのが分かります。 寒さが残る3月頃から花を咲かせ始めるのがレンギョウです。レンギョウはモクセイ科の落葉小低木で、葉が出る前、または葉と同・・・
即効性を期待できることばかりではないが、継続することで改善の傾向 寒い日が続きますが、花粉症で悩む人にとってはそろそろ憂鬱(ゆううつ)な時季でしょう。2月上旬頃から花粉が飛んでいる気配を感じる人も少なくないようです。 花・・・
この冬は1日の中で温度差が大きい日が多く、風邪の後に咳が長引いたり、喘息(ぜんそく)のような症状で悩んだりする人が多くいます。 2〜4週間ほど咳が治まらない場合は、咳喘息ということも。喘息の特徴であるヒューヒューといった・・・
気の停滞による手足の冷えを改善する当帰四逆湯 底冷えする1月。昨年暖冬だった分、余計に寒さが身に沁みます。 冷え症や冷えて悪化する症状の相談が増えていますが、最近はしもやけに関する相談が特に多くあります。 1075処方も・・・
今年は新型コロナウイルスによって、疫病の恐ろしさが身近になった1年でした。 昔から疫病は天災と共に非常に恐れられていたものです。 日本では昔から元旦に「お屠蘇(とそ)」を飲んで、新しい1年を健康に過ごせるように願う習慣が・・・
月経不順や月経痛など女性の不調は漢方の得意分野 理想的な月経は、周期が安定しており、月経血が綺麗な赤色で、月経前後の不調や月経痛がありません。 しかし現代では、月経に関する不調を感じている女性は多いものです。 また最近は・・・
そろそろミカンがおいしい季節。 少し前まで「こたつにミカン」という風景は、家族団らんの冬の風物詩でもありました。 そんな身近な果物ですが、ミカンの皮は漢方でもよく使う材料の一つ。 成熟した温州(うんしゅう)ミカンの皮を乾・・・