漢方の信頼
信頼を高めるためには扱う側が深く学び誠実に取り組むこと利用する側は信頼できる専門家を見つけて適切な薬を試して 先日、県外のある薬局で、アレルギー性鼻炎によく用いられる小青竜湯(しょうせいりゅうとう)という漢方薬に、ステロ・・・
のどの閉塞感を感じるとき
そろそろ梅の花が咲き始める時季。まだ寒さがこたえる日はありますが、春の訪れが近づいていることを感じます。 のどに閉塞感を感じる場合に、梅の種がつかえているようだと表現されることがあります。 漢方の世界では、このような症状・・・
ダイエットと漢方薬
適する漢方薬でなければ痩せないばかりか不都合な症状があっても当たり前、SNSの情報に振り回されないこと 最近、「ダイエットに効果がある漢方薬はありますか」という質問をいただく機会が増えました。何も努力しないで、ただ漢方薬・・・
漢方薬の原料にもなるカキの殻
冬になると、スーパーや鮮魚店などでカキが出回ります。お正月に皆で楽しんだ人もいるのではないでしょうか。 食べてもおいしいカキですが、カキの殻は飼料や肥料として利用されたり、生活用水の浄化に利用されたりと、いろいろな形で私・・・
汗と漢方薬
漢方の世界では汗の有無は薬選びの指標の一つ後漢時代の古典にも汗についての記載あり 明けましておめでとうございます。年末年始は、いかがお過ごしでしたか。今年も漢方の啓発に努めてまいりますので、どうぞよろしくお願いいたします・・・
肋間神経痛にも試す価値あり
神経痛の一つに肋間(ろっかん)神経痛があります。 肋間神経痛は肋骨に沿って通っている神経に、何らかの原因で痛みが生じる病気です。電気が走るような鋭い痛みから、ヒリヒリとした痛みまで程度はさまざまですが、脇腹や背中から胸に・・・
心の病気と漢方薬
心の病気は江戸時代の書物にも記され漢方薬が使われていた漢方では病名ではなく症状や体質、状態に合わせて薬を選ぶ 日が沈むのが早くなり、本格的な冬に向かっていく時季、寂しい気持ちになってしまうことも多いものです。 ここ数年の・・・
うれしい副作用とは
自分に適する漢方薬を服用していると、思わぬうれしい〝副作用〞が得られることがあります。 副作用とは、本来の目的とは異なる作用のことをいいます。「医薬品の副作用」というと、あまり良い印象がある言葉ではありませんが、漢方薬で・・・
冷える時季に活躍する漢方薬
冷えによる不調に使われる「五積散」冷え症のほか胃腸炎や腰痛、月経痛など応用範囲の広い薬 ぐっと冷え込む日が増えてきました。 食べ物の毒に中(あた)る「食中毒」や、暑さに中る「熱中症」などのように、寒冷にあてられることを漢・・・
のぼせと漢方薬
緊張して顔が紅潮したり、入浴後に頭や顔が熱くなったり、発熱した時に頭がぼーっとしたり、私たちは日常生活の中でのぼせを感じることがあります。 また、更年期症状や自律神経失調症、高血圧、甲状腺機能亢(こう)進症などが原因で、・・・