西洋薬と併用して〝いいとこ取り〟を
漢方薬を試したいと相談に来られる人は、既に西洋薬を利用している場合がほとんどです。 中には、漢方薬と西洋薬を併用してはいけないと思われている人も多いようです。 基本的には、漢方薬と西洋薬は併用できます。 それぞれ効き方に・・・
漢方薬を試したいと相談に来られる人は、既に西洋薬を利用している場合がほとんどです。 中には、漢方薬と西洋薬を併用してはいけないと思われている人も多いようです。 基本的には、漢方薬と西洋薬は併用できます。 それぞれ効き方に・・・
今年の3月は暖かい日が多かったためか桜の開花も早く、例年よりも早く春の訪れを感じたように思います。 3〜4月にかけて、地面から10㎝ほどの高さに白い小さな花を付ける黄連(おうれん)。 黄連は漢方薬の原料として用いられます・・・
3月から4月にかけて、白い花を咲かせるコブシ。 北海道から九州に広く自生する落葉高木で、その名は果実のかたちが拳(こぶし)に似ていることに由来しているそうです。 このコブシの開花直前の花の蕾(つぼみ)は辛夷(しんい)と呼・・・
3月3日は女の子の健やかな成長を願うひな祭り。ひな人形や桃の花などを飾り、ちらしずしやハマグリの料理を楽しむ節句祭りです。 節句というのは季節を分ける節目のこと。古来の中国では、奇数の数字が重なる日には悪いことが起こると・・・
日本の伝統医学である漢方薬本来の剤型は、多くの場合、煎じ薬です。煎じ薬は、漢方薬の原料である生薬(しょうやく)を複数組み合わせて煮詰めたものです。 煎じ薬のエキスを抽出して添加物を加え、顆粒剤(かりゅうざい)や錠剤のかた・・・
日本の年末年始には、年越し蕎麦(そば)やおせち料理、お正月のお飾りや門松など、現在でもいろいろな風習が伝わっています。 その一つに、元旦に飲む屠蘇酒(とそしゅ)があります。屠蘇酒というのは屠蘇散という漢方薬を酒に漬け込ん・・・
師走とも呼ばれる忙しい12月もすぐそこです。寒さが本格的になるこれからの時季、風邪をこじらせて寝込んでしまうことは避けたいものです。 さて、風邪にもさまざまなタイプがあります。症状によって適する漢方薬が異なりますので、風・・・
だんだんと肌寒さを感じる秋の気候になってきました。 秋の七草の一つである桔梗(ききょう)の根は漢方薬の生薬(しょうやく)として用いられます。はるか昔、万葉時代には桔梗をアサガオと呼び、山上憶良が秋の七草について歌を詠んで・・・
漢方薬の原料は、植物由来のものが大半です。 しかし、民間療法(家庭薬)で使用される薬草は、ごくわずかな種類を除いて漢方薬には含まれません。 民間療法では、ゲンノショウコ、センブリ、ドクダミが日本の3大薬草として有名です。・・・
漢方薬といえば内服薬をイメージする人も多いのではないでしょうか。しかし、漢方薬にもさまざまな剤型があります。 錠剤、顆粒(かりゅう)剤、薬草を煮込んで作る煎じ薬などの内服薬のほか、服用せず患部に塗布する外用薬もあります。・・・